ベルシステム24と日本オラクルは2月8日、企業のマーケティング活動を総合的に支援するサービス「PROGRES(プログレス)」を共同で開発したことを発表した。
PROGRESの情報システム基盤は「PROGRESシステム」と呼ばれ、日本オラクルのウェブマーケティングシステム「Oracle Contact Database(OCD)」をベースに、ベルシステム24が「CMS(Call Management System)」を追加開発した。
この新システムは、潜在的な見込客を効率的に発見し、ベルシステム24が提唱する「P-P-Cサイクルプラン」を実現できる。P-P-Cは、「Potential」「Prospect」「Customer」の頭文字。潜在客から見込客、そして顧客へと成長させるサイクルを循環させ、顧客を忠誠心の高い「ロイヤルカスタマー」へと育成させるための概念となる。
この概念では、「顧客とのコミュニケーション力・情報収集力の強化」「顧客接点情報の整備・統合」「情報を有効活用する仕組みづくりと継続的運用」が運用ポイントとなる。
両社はPROGRESのサービス第1弾として、イベントやセミナーの効果的な運用をサポートする、ASPイベントサポートパッケージ「PROGRESイベント支援ASP」を共同で開発。同日より販売を開始する。集客1000人規模のイベントの場合、価格は約250万円。