日本オラクル、リコー、伊藤忠テクノサイエンスは2月6日、紙ドキュメントと電子ドキュメントを融合させることのできるコンテンツの管理/活用の分野で協業すると発表した。3社は、企業が蓄積したデータコンテンツをさまざまなアクセス方法によって活用することを促進すると共に、セキュリティを確保した「ユビキタスオフィス」の実現を目指す。
この協業でリコーと日本オラクルは、リコーのデジタル複合機「imagioシリーズ」をオラクルのコラボレーティブアプリケーション「Oracle Collaboration Suite 10g」のクライアント端末として活用できる連携ソリューションを開発。CTCがシステム構築や納入後の保守、運用サービスを担当する。
imagioシリーズはインターネット上の文書管理プロトコルである「WebDAV(Web-based Distributed Athoring and Versioning)」対応しており、Oracle Collaboration Suite 10gのクライアント端末としてimagioシリーズから直接コンテンツ管理システムへアクセスすることが可能。PCを使用することなくデータコンテンツのアップロード/印刷を行うことができる。
また、Oracle Collaboration Suite 10gが持つレコード管理ソリューションを併用することで、紙ドキュメントの保存期間や保存場所の指定から破棄までのドキュメントライフサイクル管理も実現可能。コンプライアンスにも対応できる。