日立製作所、オリックス・レンテック、日本通信の3社は2月17日、情報漏えい防止機能付きシンクライアント端末のレンタルサービス「FLORA Se210リモートアクセスパック」を発表した。4月1日よりサービスを開始する。
日立の情報漏えい防止機能付きシンクライアント端末「FLORA Se210」に、無線通信カードや第3世代携帯電話(3G携帯)のデータ通信サービスを組み合わせる。日本通信がデータ通信サービスなどを調達。オリックス・レンテックがサービス主体として、顧客への貸し出し業務などを行う。
外出先や自宅にシンクライアント端末を設置し、リモートアクセスで会社のパソコンを操作する、といった用途を見込む。
128bit SSLの通信暗号化機能を提供するほか、USB認証キーとパスワードによる個人認証に対応。なりすましなどによるパソコンへの不正アクセスを防止する。個人認証や通信の暗号化はASPサービスで提供するため、認証、暗号化サーバの設置やシステム構築は不要。導入コストの削減が図れるという。1台あたりの利用料金は、100ユーザーパックで初期費用が7035円、月額利用料が1万7010円から。