YOZANは3月3日、個人向けWi-Fi無線LANサービス「BitStand」でネットツーコムの無線IP端末「WiPCom1000」による音声通話接続試験を実施し、音声通話に成功したと発表した。
BitStandは、IEEE 802.11b/gに対応した公衆無線LANサービス。バックボーンとして、高速無線通信規格のWiMAXを採用した。法人向けには、WiMAXで直接通信を行うサービス「WiMAXダイレクト」を用意している。
WiPCom1000は、Wi-Fi対応の通信端末。音声通話のほか、電子メールの読み書きやウェブ閲覧が行える。OSはWindows CEで、グループウェアなどのアプリケーションも搭載できる。なお、 狭い帯域の無線通信網で音声通話を可能にするため、高圧縮技術を採用した。