ネットジャパンは3月14日、Windowsサーバ用のハードディスク装置(HDD)総合メンテナンスユーティリティ「Partition Manager 7.0 Server Edition」のダウンロード販売を開始した。パッケージ版は3月24日より出荷開始する。既存のデータを消去せずに、パーティションの作成やサイズ変更、移動、コピー、結合、空き領域の再配置、フォーマットの変更などを行なえる。
またHDDからOSが起動できない場合、Partition Managerを保存したCDからパソコンを起動し、パーティションの管理や修復、データの読み出しを実行できる。マイクロソフトのメンテナンスユーティリティ「Windows PE」をベースに開発しており、Windows上と同様のインターフェースで作業できる。
このほか高度な機能として、NTFSパーティションのバージョン変更や、FAT16パーティションのルートサイズ変更、FATパーティションのブートサイズな変更といった機能を提供する。クラスタサイズの変更、セクタの表示、パーティションシリアル番号の変更といった処理にも対応する。
対応OSは32ビット版のWindows 2000 Server、Server 2003。動作環境として、256Mバイト以上のメモリ、60Mバイト以上のHDD空き容量を必要とする。
価格はシングルライセンスのダウンロード版が3万3600円、パッケージ版が4万8000円。そのほかシングルライセンスの優待版、ボリュームライセンス版、アカデミック版、メディアキットなどを用意する。ネットジャパンでは1年間で3億円の売上げを見込む。