2006年の世界IT投資、中国とインドで大幅に拡大--IDC予測

文:Candace Lombardi(CNET News.com) 翻訳校正:河部恭紀(編集部) 2006年03月24日 13時33分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 世界のIT投資の伸びは、買い替えサイクルの影響で2005年に比べて鈍化するが、その一方で、中国とインドでは2桁代で成長する見込みだ。

 IDCは2006年の世界IT投資が6.3%増えると予測し、その要因は新興市場の好調さと、米国、欧州、日本の経済安定にあるとしている。これは2005年の6.9%と比べると少し低い数字である。

 この6.3%という数字もIDCの当初の予測では異なっていた。同社は2005年12月に5.5%の伸びを予測していた。IDCのWorldwide IT Markets担当のバイスプレジデントSteve Minton氏によると、同社は欧州と日本における全体的な景気回復を見て予測を修正したと言う。また、2005年12月31日締め四半期のハードウェア投資が9%と予想外に増えたのも、世界IT投資額を押し上げる理由となった。

 IT投資の大幅な拡大が予測されているのはインドと中国で、それぞれ21%、14%の投資拡大が予測されている。両国の好調さが影響して、日本を除くアジア太平洋地域全体のIT投資も9%増えると予測されている。

 IDCは、インフラの買い替え需要が世界的に鈍化すると考えている。現在好調なセグメントと見られているソフトウェアへの投資は7%程度増えるが、ハードウェアとサービスへの投資の伸びはこれより僅かに低い6%と予測。この変化が、2006年の成長を全体的に鈍化させると、IDCは言う。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化