KDDIは4月12日、法人ユーザー向けに企業イントラネットへのデータ通信を定額料金で利用できるイントラ接続型「WIN DATA CARD定額サービス」の提供を8月から開始すると発表した。
イントラ接続型WIN DATA CARD定額サービスは、PCからauデータ通信専用カード「W01K」を使用して、KDDIのリモートアクセスサービス「CPA(cdma Packet Access)」経由で、企業のイントラネットへ接続するパケット通信料を定額で提供するサービスだ。
毎月の通信料金の予算管理を容易にしたいという法人ユーザーのニーズに応えたもので、CPAと同一名義のW01Kを50回線以上契約しているユーザーが提供の対象となる。利用可能なCPAサービスは帯域共有型メニュー「タイプA」のみとなり、サービスの利用に関する認証を行うため、W01Kを利用するPCに専用のソフトウェアをインストールする必要がある。
料金は1回線あたり月額9240円からとなっており、別途、CPAサービス料金とイントラネットサービス料金がかかる。