住商情報システム(SCS)は5月22日、ウェブ勤怠管理システムの最新版「SHARE/OTM Ver.3.0」とウェブ給与明細閲覧システムの最新版「SHARE/Pay Ver.3.0」を発表した。最新版は、MySQLなどのオープンソースデータベース(DB)に対応している。7月3日から発売を開始する。
最新版では、旧版で対応していた商用データベースに加え、各種オープンソースDBの利用が可能となり、Oracle、MS SQL Server、DB2、Sybase、MySQL、PostgreSQLなどと連携できる。SHARE/PayにはPDF明細出力およびメール配信オプションを標準装備し、「初期投資およびランニングコストの低減を可能とした」(SCS)。また、SHARE/OTMは「シフト勤務」機能と、積立有給休暇などに対応できる「休暇・欠勤残数管理」機能を拡充した。
サーバの対応OSはWindows Server 2003やLinuxなど、ウェブサーバはApacheやTOMCATなどとする。クライアント用OSは、Windows 2000とWindows XP。クライアントライセンス込みの価格は、SHARE/OTMが198万円、SHARE/Payが128万円となる。SCSでは、初年度の販売目標を20ユーザーとしている。