日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は5月25日、デュアルコアインテルXeonプロセッサを最大4個搭載可能なハイエンドサーバ「HP ProLiant DL580 Generation 4(G4)」「HP ProLiant ML570 G4」の販売を開始した。税込み価格はDL580 G4が205万8000円から、ML570 G4が132万3000円から。2機種合わせて6モデル用意し、いずれも6月下旬に出荷を開始する。
DL580 G4は4U(約17.6cm)サイズのラック型サーバ。ML570 G4にはタワー型とラック型の2種類あり、最大18台の2.5インチSerial Attached SCSIハードディスク(SAS HDD)を搭載可能で、最大10個のPCIスロットを備える。
プロセッサはXeon 7041または7030。メモリは、PC2-3200 400MHzレジスタ付きECC DDR2 SDRAMを最大64Gバイト搭載できる。「アドバンストメモリプロテクション機能」により、電源を入れたままでのメモリ交換や、メモリRAID構成が可能。イーサネット、iSCSI、TCP/IP Offload Engine、リモートDMAなどの複数プロトコルで通信するネットワークカード「マルチファンクションGigabitネットワークコントローラ」と、サーバ遠隔管理機能「Integrated Lights Out2」を標準搭載した。PCI Expressにも対応している。
日本HPは、SAS HDDおよびシリアルATA(SATA)対応RAIDコントローラ「HP Smartアレイ P400 コントローラ」と、IPコンソールスイッチ「HP KVMサーバコンソールスイッチ仮想メディア機能付」の販売も開始した。税込み価格は、HP SmartアレイP400コントローラが11万7600円から、HP KVMサーバコンソールスイッチが19万9500円からで、6月下旬より出荷する。