インターコムは6月23日、ネットワークに接続した複数台のパソコンのハードディスク装置(HDD)を集中監視するソフトウェア「SmartHDD Server ハードディスク診断」を7月28日に発売すると発表した。SOHOなどが運用する、パソコン5〜50台程度の小規模ネットワークに向ける。
SmartHDD Server ハードディスク診断は、管理者用のパソコン1台から、同じネットワーク上にある全パソコンのHDDを監視できる。各HDDのリソース情報や温度の確認、故障予測のほか、HDD内にインストールしたアプリケーション・ソフトの検索、バージョン確認ができる。LANに直接接続する外付けHDDや、サーバマシンのHDDの監視も可能。
動作環境は、対応OSがWindows Server 2003、Windows 2000 Server、Windows XP、2000 Professional(SP4以上)、Me、98 Second Edition。管理者用パソコンのOSについては、Windows XP、2000 Professional(SP4以上)のみに対応する。また容量512Mバイト以上のメモリと、空き容量10Mバイト以上のHDDを必要とする。
価格は税込みで、5クライアントあたり9万9750円。年間保守料は1万5750円。インターコムでは、初年度1億円の売上げを見込む。