アカマイとネットマークスは7月10日、ウェブシステムを対象とする企業向け災害復旧サービス「ディザスタ・リカバリ・インテグレーション・サービス」の販売を開始した。沖縄データセンターなどを活用し、災害復旧環境の構築、運用サービスを提供していく。
このサービスは、アカマイのウェブ配信サービス技術と、ネットマークスのウェブサイトバックアップ技術を組み合わせて実現した。ユーザーのウェブサイトを沖縄のデータセンターなどでバックアップし、常にデータを最新状態に保つ。本システムが災害などで停止した際には、自動的にバックアップシステムに切り替え、事業継続を図る。
バックアップシステムの保守や運用は、ネットマークス傘下のネットマークスサポートアンドサービスが担当する。同社は、24時間365日体制で運用および監視を実施する。
ネットマークスでは、同サービスの提供を中心としたインテグレーション事業において、2006年度に5億円の売り上げを見込んでいる。