国内NAS市場は2010年までに高い成長を続ける--IDC Japan調べ

CNET Japan Staff 2006年07月21日 15時15分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 調査会社のIDC Japanは7月20日、国内NAS(Network Attached Storage)市場の中期予測を発表した。同調査によると、国内NAS市場の2005年〜2010年の年間平均成長率は、金額で14.0%、出荷台数で18.1%。IDCでは、国内外付けディスクストレージシステム売上金額の2005年〜2010年の年間平均成長率を1.1%と予測し、高い成長が期待されるとしている。

 2005年の国内NAS市場は、金額が177億6900万円で前年比11.1%増、出荷容量が20.5ペタバイトで同64.1%増、出荷台数が1万2737台で同26.1%増となった。外付けディスクストレージシステム市場に占めるNASのシェアは、金額では8.0%にすぎないが、出荷容量では20.3%、出荷台数では28.8%を占めた。IDCでは、国内企業が保有するファイルベースのデータが急増していることに加え、システム価格が50万円を下回る低価格NASの導入が進んでいることが導入を加速していると分析している。

 この調査によれば、2010年の国内NAS市場は、金額で342億2000万円、出荷台数で2万9259台に達する見込みだ。IDCでは、ファイルサーバ統合の拡大やバックアップ投資の変化などにより、NASに対する投資は今後も大幅に増加し、NAS市場を牽引していくと考えている。

 また、国内企業のバックアップ投資は、バックアップ時間やリストア時間の短縮を目的に、D2T(Disk to Tape)から、D2D(Disk to Disk)やD2D2T(Disk to Disk to Tape)といったディスクベースのバックアップへシフトしているもようだ。こうした投資シフトが、バックアップにも利用用途が拡大しているNASのビジネス機会をさらに広げると予測される。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]