通信系ソフト開発のアルファシステムズは8月21日、インターネットVPN技術とパケット複製技術を組み合わせたパケット複製機能付VPNサーバ「alpha W-VPN 1000」の販売を8月22日から開始すると発表した。
同製品は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が開発した技術を使用し、複製したパケットを複数のインターネット回線に送信し、先に到着したパケットを有効にする方式を採用。企業ネットワークに要求される品質をインターネット回線を用いても実現できるという。
また、「パケット複製機能」と呼ばれる機能を搭載したことで、異なるISPに張られた複数のインターネットVPNのすべてに対して、パケットを複製して送信し、受信側が最初に到着したパケットのみを有効にすることができる。これにより、パケット欠損率および遅延時間の最小化、無瞬断の回線障害対応などを実現した。
税別価格は35万円からとなっている。