ブルーコートシステムズは8月21日、SSL-VPNの新機能「Blue Coat RA」の販売を開始すると発表した。
Blue Coat RAは、SSL-VPN機能を搭載したアプライアンス。「RA Connectorテクノロジ」と呼ばれる新技術を利用することで、広範なアプリケーションに対して単一のアクセスモードを提供する。RA Connectorテクノロジはアプリケーションとして独立しているため、管理者権限や、システムの再起動が不要なことが特徴だ。
今回のBlue Coat RAは、VPNクライアントソフトをインストールせずにウェブアプリ、非ウェブアプリへのオンデマンドのアクセスが可能になっているという。また、ローカルの管理者権限がなくても、信頼できない機器からのネットワークの保護や、情報漏えいの予防も含む非管理端末への包括的なサポートも提供されるようになっているという。
今回、Blue Coat RAを搭載して販売開始するアプライアンス群は、「RA510-A」(メモリ:1Gバイト、ハードディスク容量(HDD):80Gバイト SATA)をはじめ、「RA810-A」(メモリ:2Gバイト、HDD:73Gバイト SCSI)、「RA810-B」(メモリ:3Gバイト、HDD:2×73Gバイト SCSI)の3製品。
RA510−Aの参考価格(税別)は、25ユーザーで140万円からとなっている。