有限会社クラムワークスは8月31日、独自OSを搭載したUSBフラッシュメモリ「BOOTPLUG-U5(ブートプラグU5)」の販売を開始した。
BOOTPLUG-U5は、独自OSを搭載したUSBフラッシュメモリ。PC BIOSのUSBブート機能と連動して内部のOSを起動し、既存のPCをシンクライアントとして利用することができる。PCのハードディスクには全くアクセスしないため、個人情報をPCに残すことはなく、外出先のPCや共用型のPCでも同製品を起動することで自分専用のPCとして利用できるようになる。
RDPクライアントを用いることで、Windows XP ProfessionalやWindows Serverへリモートログオンし、Windowsアプリケーションを利用できる。Citrix ICAクライアントにも対応している。
またPPTP(VPN)クライアント機能により、ネットのどこからでも社内LANに接続して、RDP/ICAクライアントとの組み合わせで、外出先から社内PCへのリモートログオンすることが可能となっている。
製品の内部には約440Mバイトのユーザー領域があり、各種設定や電子メールの保存、プラグインのインストールなどに利用できる。ユーザー領域全体は、AESによって暗号化される。
同社オンラインショップでの販売価格は、1万2600円。