日本IBM、新施設「バリューネットセンター」でRFIDシステムの構築を支援

ニューズフロント

2006-09-11 14:48

 日本IBMとIBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)は9月11日、無線ICタグ(RFID)とネットワークの連携が可能なシステムの構築を支援するため、新たに「バリューネットセンター」を設立すると発表した。日本IBMとIBCSは、パートナー企業と連携し、コンサルティングからシステム導入までを対象とする総合的なサービスを提供していく。

 バリューネットセンターでは、世界標準のRFID技術とネットワーク技術を組み合わせ、「企業の枠を超えた次世代のSCMとCRMの構築、ERPとの連携などを支援する」(日本IBM、IBCS)。具体的には、以下の3種類のサービスを用意している。

  • 「RFIDスターターパックサービス」:RFIDシステムに必要なミドルウェア、RFIDリーダやプリンタなどの関連機器、業務共通ソリューション、サービスをパッケージ化して提供する
  • 「RFID導入支援・技術検証サービス」:先端事例のデモンストレーション、システム設計/実装サービス、開発支援サービスなどを提供する。顧客は、電磁波解析などのシミュレーション試験やRFIDの適用分析を、同センターで実施できる
  • 「バリューネット構築支援サービス」:RFID標準化団体EPCglobalの標準に準拠したミドルウェアをベースに、トレーサビリティーシステムの構築を支援する

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]