日本オラクルは10月19日、社員研修向けの内部統制Eラーニングシステムをライトワークスと共同提供すると発表した。税別価格は750万円(1000ユーザー、1年間5コンテンツ)となる。
先ごろ成立した金融商品取引法(日本版SOX法)によって、企業には内部統制システムの構築が求められている。これに対応するため、日本オラクルとライトワークスは、業務アプリケーション製品群「Oracle Applications」の教育管理システム「Oracle Leaning Management」および「PeopleSoft Enterpriseラーニングマネジメント」の2製品に、ライトワークスの内部統制教育を中心としたEラーニングコンテンツを搭載して提供する。
このシステムを利用すると、ユーザー企業の社員はEラーニング形式でコンプライアンスや内部統制で必要とされる知識などを習得できるという。また、両製品の学習管理機能を使うことで、社員の受講状況、知識レベル、受講者の学習進捗度を把握し、効率的かつ適切な社員教育の実施と内部統制監査が実現するという。
教育コンテンツは全部で22種類あり、必要に応じて自由に選択できる。