SourceLabsは、シリーズB投資ラウンドで700万ドル調達した。同社はこれを利用して、企業間でオープンソースソフトウェアの導入が増加する傾向にあるいまの絶好の機会に乗じていく意向だ。
SourceLabsの最高経営責任者(CEO)Byron Sebastian氏は米国時間10月25日、今回調達した資金を使って、同社の自動サポートシステムの開発を続け、営業部門の拡大に充てる計画だと述べた。
SourceLabsは、法人向けにオープンソースソフトウェア製品のサポートを提供するというアイデアの下、約2年前に創業した。なかでもLinux、Apache、MySQL、Java開発ソフトウェアのサポートに力を注いでいる。
同社は2006年に入ってから、ソフトウェアの異常を自動で検出し、診断するソフトウェアを発表し、問題解決の高速化を図っている。
ベンチャーキャピタルIgnition Partnersのパートナーで、SourceLabsの出資者でもあるBrad Silverberg氏は、SourceLabsの自動サポートシステムは同社の「秘密兵器だ」と評価する。
このシリーズB投資ラウンドはMadrona Venture Groupが幹事役を務め、Ignition PartnersのほかIndex Venturesも投資に参加している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ