エクセルソフト(渡辺光敏社長)は、Java/J2EEベース環境でスプレッドシートの読み書き、集計を行うJavaスプレッドシート/帳票開発ツール「Actuate 9 e.Spreadsheet Engine」を発売した。
Java アプリケーションにMicrosoft Excelの機能を組み込み、ウェブサーバー上でExcelファイルの生成、編集、保存ができる。ウェブアプリケーションがデータベースに接続して取得したデータをExcelファイルに埋め込んでエンドユーザーに提供できるほか、Excelファイルを生成するデスクトップ・アプリケーション開発ツールとしても使用できる。
製品に付属するExcelに似たテンプレート設計ツール「e.Spreadsheet Designer(イー・スプレッドシートデザイナー)」を使えば、テンプレート設計を視覚的に行うことも可能。新バージョンでは、視認性や操作方法などユーザーインターフェイスを一新し、より使いやすくなった。
このほか、シートのプロパティ、接続先データソース、クエリ、パラメータ、セキュリティルールなどを簡単に設定できる「データ エクスプローラ パネル」、レポート出力のワンクリックExcel表示、Report Functionマクロエディタなどの新機能を追加した。
開発者ライセンスの価格は10万1850円。4CPUまでの1サーバー・ライセンスは102万9000円。いずれのライセンスとも、本体価格の20%分のサポート・メンテナンス料が必要。
エクセルソフト=http://www.xlsoft.com/
「Actuate」=http://www.xlsoft.com/jp/products/actuate/index.html