NECソフトとNECは11月7日、PC周辺機器からの情報漏えいを防止する新製品「InfoCage(インフォケイジ)/デバイス防御(DeviceProtector)(デバイスプロテクター)」の出荷を同日から開始すると発表した。
新製品は、USBやCDなどの周辺機器の使用を制限することで、外部への機密データの漏えいやコンピュータウイルスなどの不正プログラムの流入を防止する。既存環境を変更することなく、現在使用しているクライアントPCにインストールするだけで容易に導入できる。また、設定ツールとポリシーファイルの配布機能で同一設定をほかのクライアントPCへ展開することも可能だ。
NECソフトは、この製品を情報技術セキュリティ国際評価基準であるISO15408に対応させる予定だ。社内導入を進めるとともに、ISO15408の取得を目指して「ST(セキュリティ・ターゲット)」確認の作業を進めていく。STは、IT製品やシステムが備えるべきセキュリティ機能に対する要件や使用をまとめたセキュリティ基本仕様書。
税別価格は、媒体(メディアキット)と10クライアントで14万3000円。今後3年間に15万クライアントの販売を目指す。