住友電工、約1000台の子機を接続できるビル向け高速PLCモデム

WebBCN(BCN) 2006年12月04日 11時45分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 住友電気工業(松本正義社長)は11月30日、システムインテグレータや通信工事会社、電力会社などを対象に、ビル向け高速PLCモデムを12月上旬から販売・出荷すると発表した。販売は、住友商事マシネックス(荒井健彦社長)と協力して行い、2010年までに100億円の売上を見込む。

 高速PLCは、既存の電力線を通信回線として利用し、最大200Mbpsの高速通信が可能な技術。電波法関連の規制があり、これまで国内では使用が認められていなかったが、06年10月4日に電波法関連省令・告示が改正され、総務省の型式指定を取得すれば屋内で自由に使えるようになった。

 今回開発したビル向け高速PLCモデムは、スペインのDS2社のPLCチップを搭載したヘッドエンド(親機)「PAU2210」とCPE(子機)「PTE1310」で構成。ヘッドエンドは、最大で約1000台のCPEが接続できる。CPEには、長距離でも通信を可能にする中継機としての機能、音声や映像などを安定して伝送できるQoS(優先制御)、SNMPやTelnetによる管理機能を搭載する。

 同社は、 200Mbpsの高速PLCモデムを、ロシアやスペイン、ポルトガルなどの電力系通信会社などに04年から販売してきた。その実績をもとに、国内の厳しい許容値の環境下でも使用できるビル内向け、宅内向けモデムを開発、総務省の型式指定を得た。サービスプロバイダへの販売に向け、一般家庭用の宅内向け高速 PLC製品の開発も進めている。

住友電気工業=http://www.sei.co.jp/
住友商事マシネックス=http://www.smx.co.jp/

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]