第4回:ファイル共有してみる--Solaris 10で行こう! - (page 2)

福田昌弘

2006-12-08 17:42

SWATを使ってSambaの設定

 これだけの作業を終えればSWATが使えるようになる。ウェブブラウザを起動して、ツールバーに“http://localhost:901/”と入力する。このURLを入力すると、次のような[プロンプト]ダイアログボックスが表示される。ここで[ユーザ名]に“root”、[パスワード]にSolaris 10のrootのパスワードをそれぞれ指定して[OK]ボタンをクリックする。

[プロンプト]ダイアログボックス [プロンプト]ダイアログボックス。

 [OK]をクリックすると、SWATのホームページが表示される。SWATでは、画面上部にある[GLOBALS]や[SHARES]などのボタンをクリックすることで、それぞれの設定画面を表示できる。

SWATのホームページ SWATのホームページ。

 紙面の都合に加え、この記事の趣旨からも外れるため、ここではSWATによる設定の詳細は示さない。ただ、Sambaによるファイル共有を確認するために、必要最低限の設定作業のみを実行する。

 まず、[SHARES]をクリックして[Share Parameters]画面を表示し、“Share”という名前で“/home/Ziddy/Documents”を共有対象にする。[Create Share]のフィールドに“Share”と入力して[Create Share]ボタンをクリックした後、[Base Options]の[path]に“/home/Ziddy/Documents”と入力する。そして、[Commit Changes]ボタンをクリックして、指定した内容を確定する。

[Share Parameter]での共有対象の指定 [Share Parameter]での共有対象の指定。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]