SAPジャパン、日本IBM、IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)の3社は12月13日、ビジネスインテリジェンス(BI)分野で協業すると発表した。デモンストレーション/検証施設の設置や、BIコンサルタントの増強などを行う。
具体的な取り組みの第1弾として、日本IBMは同日、箱崎事業所内に「BIAソリューション・センター」を開設した。同施設では、ブレードサーバ「IBM BladeCenter」、ストレージ「IBM TotalStorage」、BIソフト「SAP NetWeaver BI Accelerator」を組み合わせた環境を用意し、デモンストレーションやテスト、検証などを実行可能とする。
また、IBCSは、バリューデリバリーセンター(VDC)内のBIスキルを持つSAPコンサルタントによるチームを、現在の約10人体制から約20人へ増員し、BIソリューション導入に対する支援体制の強化を図る。
SAPジャパンは、BIAソリューション・センターへの技術支援や、IBCSへのスキル育成支援などを担当する。