三越など3社、デパートの化粧品売場で電子タグ使った情報サービスなど実験

ニューズフロント 2007年01月24日 21時26分

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 三越、資生堂、富士通の3社は1月26日より、百貨店での電子タグ利用について実証実験を実施すると発表した。百貨店に置く化粧品に電子タグを貼付し、顧客への情報提供や、在庫管理、マーケティングなどに利用する。

 国内の百貨店業界では、すでに婦人靴やアパレルの分野で電子タグを使った在庫管理を実験。実用化に成功しており、今回の実験ではこれを化粧品分野に拡大し、顧客向けサービスにも用途を広げる考え。

 実験会場は三越銀座店と名古屋栄店の化粧品売場で、資生堂の化粧品ブランド「クレ・ド・ポーボーテ」の商品や試用見本の一部に電子タグを貼付する。顧客がそれらを手にとって、店舗のカウンタにある電子タグリーダに近づけると、そばにあるタッチパネル型端末に詳しい商品情報を表示する。

 また店員による応対時には、電子タグを使って顧客の購入した商品や試用した見本を記録する。これに加え、試用見本を飾る什器にもリーダを組み込み、顧客が手にとった回数を記録。蓄積したデータをマーケティングに利用する。

 このほか顧客が商品を家に持ち帰ったあとの電子タグの有効利用についても実験する。自宅に見立てた実験スペースに、電子タグリーダを接続したパソコンを設置。顧客が購入した商品を近づけると、インターネットやVPNを通して、購入履歴や商品販売サイトにアクセスできるようにする。

 協賛実験として、電子タグリーダにかざした商品のクチコミ情報を表示する端末や、商品を使って実際に化粧した顔のイメージ映像を表示する端末も設置する。実験期間は、三越銀座店が1月26日〜2月11日、名古屋栄店が1月30日〜2月12日。

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