日本ブレインウェアとProject Vineは1月31日、カーネルに最新版の2.6を採用した商用Linuxディストリビューション「Vine Linux 4.1CR」を2月22日から発売すると発表した。
Vine Linuxは、Linuxコミュニティの開発体制を継承するLinux商用ディストリビューション。日本語環境が充実しており、安定性やコンパクトさ、使いやすさが追求されていることが特長。また、インストールCD1枚のみに加え、いくつかのアプリケーションを追加したDVDエディションも用意した。
新版では、Intel 32ビットアーキテクチャ互換PCとPowerPC搭載 Macintoshに対応したほか、TrueTypeフォントとしてリコー社製フォント8書体、ダイナコムウェア社製フォント5書体を採用した。また、Intel版には商用日本語入力システム「Wnn8 for Vine Linux」、Adobe Reader 7.0.9およびAdobe Flash Player 9を採用した。
従来と同様に教育機関、研究機関のユーザーをはじめ、すべてのPCユーザーを対象としている。