きっとASPとエンカレッジ、シンクライアントの操作記録管理システムを展開

CNET Japan Staff

2007-02-08 13:43

 きっとエイエスピー(きっとASP)とエンカレッジ・テクノロジはこのほど、シンクライアント環境における内部統制の統合ソリューションを共同展開すると発表した。

 両社は、きっとASPのサーバサイドコンピューティング(SSC)ツール「GO-Global」とエンカレッジの「ESS REC」を組み合わせ、統制活動の徹底と、情報漏洩対策、および業務効率向上の達成を支援する。

 GO-Globalは、アプリケーションの稼動に合わせて呼び出されるAPIをアプリケーションサーバとクライアント間の制御に活用し、SSC環境では不得意とされてきたグラフィック描画性能を向上させている。

 ESS RECはシステム運用操作画面やアプリケーションの操作画面を動画で克明に記録し、不正や誤りを追跡・分析するトレーサビリティシステム。動画で操作画面を記録することで、通常のログでは実現できない記録を誰にでも判りやすい形で厳正に保存・再生することができる。

 この提携でエンカレッジでは、GO-Globalに対応した新製品「ESS REC for GO-Global」を2月15日に出荷する。予定税別価格は、5同時ユーザーライセンスで36万円。

 ESS REC for GO-Globalは、GO-Globalを用いたシンクライアント環境で、操作のすべての動画像を含む12種類の情報を時系列に記録し、操作内容を監査可能な状態にしておく。

システム構成 ESS REC for GO-Globalのシステム構成
※クリックすると拡大画像が見られます

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

  5. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]