ボーランドは2月14日、Java統合開発環境(IDE)の最新版「JBuilder 2007日本語版」の販売を開始した。2月28日に出荷を始める予定。税込み価格は、Enterprise版が31万5000円、Professional版が10万2900円、Developer版が5万400円となる。
最新版は、新たに採用したオープンソースのソフト開発プラットフォームEclipseをベースに、各種プラグイン、ツール、フレームワークセットを統合して提供するJavaアプリケーションIDE。部品の組み合わせでアプリケーションを構築するRapid Application Development(RAD)機能も搭載している。
UML 2.0準拠のモデリングツール「Together」を採用し、ボーランドでは「EJB 3.0対応のビジュアルEJBデザイナー、Webサービスデザイナーなど、SOAテクノロジーを実装するための強力な開発支援機能を搭載した」としている。
さらに、Java最適化ツール「Optimizeit 2007」など、「ソフト品質に対処するための機能も多数搭載しており、Javaアプリケーションの品質向上に貢献する」(ボーランド)という。