米Avayaは米国時間2月20日、マイクロソフト製品向けのユニファイドコミュニケーションソフト「Avaya Unified Communications Solutions for Microsoft」を発表した。
今回は、Avayaの電話、カンファレンシング、メッセージングアプリケーションを、Microsoft Office Communicator、Outlook、Office Sharepoint、Internet Explorer、Live MeetingといったアプリケーションやWindows Mobile 5.0と統合した。
メール、ボイスメール、仕事リスト、カレンダー、通話、会議への音声を使用したアクセスや管理を、デスクトップ、モバイル端末を問わず可能にする。Unified Communications Solutions for Microsoftの個別機能は以下の通り。
- Avaya Communication Manager
エンドユーザーはOffice Communicatorやutlook、Sharepointから電話番号をクリックして通話できる。Avaya IP SoftphoneやOffice Communicatorのインタフェース上から通話状況をリアルタイムで把握できるようになる - Avaya Meeting Exchange
ユーザーは、Outlookを通じて電話会議を予約し、参加者に開催通知を送ることができる。今夏には、Office Communicatorから電話番号をクリックして電話会議への参加できるようになるという - Avaya one-X Mobile Edition/Avaya IP SoftphoneのWindows Mobile 5.0対応
固定電話と携帯端末を同時に呼び出し、呼制御を携帯端末に拡張できる。アバイアのサーバを介して携帯端末を呼び出すため、国際電話のコストを低減できるとしている。Avaya IP Softphone for Windows Mobile 5.0はWi-Fi対応の携帯端末でも利用可能になる(2007年第2四半期に提供予定) - Avaya Communication ManagerおよびModular MessagingのExchange 2007 対応
SIP対応のVoIP基盤であるModular Messagingは、ボイスメールをAvaya Messaging Storage Serverに保存できるほか、Microsoft Exchange 2003 Serverにメールとボイスメールを保存できる(Exchange 2007には2007年第2四半期に対応予定) - Avaya Modular Messaging 3.1 Secure Outlook
システム管理者は、Outlookインタフェースを通じたボイスメッセージへのアクセスのほか、セキュリティや企業統治などの要件を満たすため、エンドユーザーがクライアントPCにボイスメッセージをダウンロード・保存できないように制限できるようになる