電通国際情報サービス(ISID)は3月22日、Linden Labが運営するオンライン仮想世界「Second Life」上にオフィスを設置し、同所での研究活動を開始したことを発表した。
Second Lifeは、世界に450万人を超える登録ユーザーがおり、欧米ではビジネス利用の可能性に注目する大手企業の参入が相次いでいる。また、今春には日本語版の公開が予定されており、日本人ユーザーの増加も見込まれている。
ISIDでは、アプリケーション間通信における安全性など、Second Lifeのビジネス利用における課題や解決方法の検証を行うほか、Second Lifeオフィスにおける技術検証スペースの設置、新卒者向け会社説明会などを実施することで、自社のSecond Life活用についても検証を進める。
同社ではこの研究活動の結果に基づき、Second Lifeのビジネス利用を検討する企業に対してシステム面での支援を行っていくとしている。
ISID Second Lifeオフィスのアドレスは「Shinagawa 129,61,22」。