NECネクサソリューションズは4月16日、同社のアウトソーシングサービスである「NEXSOURCING(ネクサソーシング)」のメニューとして、「IT統制支援サービス」の2つのメニュー「重要データバックアップサービス」「ログ証跡管理サービス」の販売を開始すると発表した。
重要データバックアップサービスは、事業継続性の確保、災害対策として、企業の重要データを同社のデータセンターで預かるサービス。基幹システムの業務データ、セキュリティ対策としての監視カメラ画像など、大容量で重要なデータをバックアップし、必要時にリストアデータを提供する。
一方のログ証跡管理サービスは、アプリケーションへのログイン記録や、システムの操作ログなどを収集し、同社のデータセンターで改ざん不可能な状態で保管するサービス。定期的なモニタリングや監査などでログの調査が必要な場合は、同社の専用ウェブサイトにより検索、追跡可能なデータを提供する。
ハウジング契約を締結することなく、ユーザー企業のサーバから広域LANを通じて同社データセンターに接続して利用することもできる。
重要データバックアップサービスは2007年7月、ログ証跡管理サービスは2007年9月よりサービスを開始する予定だ。同社は2つのサービスで2008年度までに25社へのサービス提供を見込んでいる。