日立ビジネスソリューションとGMOホスティング&セキュリティ(GMO-HS)は4月19日、中小企業やSOHOを対象にしたモバイルワーク/テレワーク(遠隔勤務)市場の開拓に向けて業務提携すると発表した。第1弾として日立ビジネスのテレワーク用パッケージ「お手軽リモートアクセス」をGMO-HSのホスティングサービス「ラピッドサイト」のブランドで販売する。
お手軽リモートアクセスでは、ADSLなどのインターネット接続環境を通じ、外出先や自宅から社内のPCに接続し、業務を行える。日立製作所のシンクライアント製品「セキュリティPC」に専用接続サービスを組み合わせて提供する。社内にあるほかのPCやネットワーク、セキュリティ関連の設備に影響を与えず、個人単位で導入できるという。
GMO-HSでは現在、中小企業を中心に14万の顧客を抱える。今回はモバイルワーク/テレワーク分野で実績を持つ日立ビジネスの製品やサービスを取り扱うことで、既存顧客基盤を通じて新市場の開拓を図れると判断した。