ビジネスブレイン太田昭和(BBS)は4月27日、文書作成支援ツール「IC Document」と内部統制運用管理支援ツール「IC Manager」で構成した内部統制支援ソフトパッケージ製品「ICソリューションシリーズ」の販売を開始していることを発表した。
同パッケージは、金融商品取引法(日本版SOX法)で求められる内部統制システムの構築を支援する製品。Windows Server 2003またはWindows XPベースのサーバにインストールすれば、ウェブブラウザから利用できる。
構成要素のうち、IC Documentは業務記述書、リスクコントロールマトリックス(RCM)、業務フローチャート、職務分掌表の作成を支援するツール。BBSでは、「監査法人/公認会計士のコンサルテーションノウハウを組み込んだ」と説明する。価格は200万円(10ユーザー)からとなる。
もう一方のIC Managerは、運用テストおよび評価フェーズにおいて、内部統制の仕組みの検証などを効率的に支援するツールという。価格は210万円(10ユーザー)から。
さらに、BBSは、IC Documentで作成した文書データをIC Managerに連携させるツール「IC Docking」も用意する。
BBSでは、ICソリューションシリーズの販売も含め、2008年3月期に内部統制関連コンサルティングサービスの売上高20億円を目指す。