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Second Life 新世界的ものづくりのススメ--その12:企業固有の機能を追加--カンファレンス会場作成と「SIM入場制限」 - (page 2)

大槻透世二(サイバーアドベンチャー株式会社)

2007-05-10 08:00

 Second Lifeの中はとても自由な世界だ。そして凝ろうと思えば、どこまでも凝ることができる。ある程度の要件が定まったなら、あとはSecond Life内の自由な創造性文化に沿って進めた方がうまくいく場合が多い。

 それでこそ、クリエイターが真に力を発揮し、企業とクリエイターの両者が成功する道になるだろう。

「カンファレンスルーム」の構成要素

 さて、カンファレンスルームの内部構成要素としては以下の4つがある。

  1. 客席
  2. 講演者席
  3. バックパネル
  4. 建物

 1と2は、カンファレンスルームとして当然の機能だ。3の「バックパネル」は、講演者席後方に設置した、企業ロゴなどをあしらった大きな看板を意図しているのだが、例えば次のような時に必要になる。著名人インタビューやカンファレンスが開催された時、ビデオ撮影された映像がYouTubeなどの動画サイトにアップロードされる場合が多い。実際、YouTubeで「Second Life」をキーワードに検索すると、そういった映像がたくさんアップロードされている。その際、バックに企業ロゴが入った大きな看板があると、主催企業が分かりやすく、また、ユーザーに対してのPR効果も期待できる。

 さらに最後は、カンファレンスルームを包む地下の建物全体の制作および整備となる。これはオブジェクト作成の演習がてら見ていこう。

客席とSIM制限

 それでは客席を作ろう。まず、「このカンファレンスルームに何人呼びたいか」だが……実は考えるまでもない。なぜなら、100人や200人(アバター)を呼びたいと思っても呼べないからだ。島(SIM)には入れるアバター数の制限が存在する。通常、デフォルトでは40人に設定されている。つまり、それが、Linden Labが現在推奨する1つのSIMに入れる最大人数なのだ。

 実際にはなんとか100人までは入れるようだが、そうなるとSIM自体がかなり重くなる。さらに、そのSIM内でのテクスチャの数やサイズ、さらにプリム数なども関わってくるので、普通は40〜50人ほどが妥当である。となると、客席はその人数の範囲内で考えればいい。ただ、SIMの最大制限数をまるまる使ってしまうわけにもいかないので、そこは土地のオーナーとの話し合いとなる。自社でSIM全体を所有するのなら話は簡単だが……。今回は余裕を少しみて、デフォルトの40人に決定した。

カンファレンスルームの構造

 カンファレンスルームは右図のような構成となる。客席は映画館のように、後ろに行けばいくほど高くなる方が後ろのアバターとっては見やすい。そのため、床はスロープ型にしている。スロープ型の客席の真下には空間的に空きを設けている。一番右側の通路は、その空きスペースへの通路だ。

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