NEC、稼働を止めずに増設可能なSANストレージ「iStorage Dシリーズ」を発売

CNET Japan Staff 2007年05月10日 23時18分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 NECは5月9日、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)対応ディスクアレイの新製品「iStorage Dシリーズ」の販売を開始した。

 iStorage Dシリーズには大規模向けのスケーラブルモデル「iStorage D8」と、中小規模向けエントリーモデル「iStorage D1」、ローエンドモデル「iStorage D3」が用意される。

 最上位となる「iStorage D8」には、複数のストレージノード間を高速スイッチで連結するビルディングブロック構造と、インテリジェントキャッシュによる分散キャッシュ方式を採用。業務を停止することなく、最大1.1ペタバイトまでの容量追加が可能で、ノードの追加に合わせたリニアな性能向上を可能としている。また、独自のリソースマネジメントテクノロジによって、効率重視、性能重視といった形で業務タイプに応じた最適なストレージ管理を実現している。

 エントリーモデルの「iStorage D1」、ローエンドモデルの「同D3」は、高さ2Uの筐体にハードディスクドライブを12台まで搭載可能。ストレージの専門知識がないユーザーに対して導入支援を行う「構築ナビ機能」を搭載したソフトが提供される。

 また、すべての機種において、省電力運用を可能とする「MAID(Massive Array of Inactive Disks)技術」や、HDDの三重化ミラー構成で高信頼性と高性能を両立する「トリプルミラー」と呼ばれる新しいRAID方式に対応している。HDDは同一筐体内にSASディスクとSATAディスクの混載が可能だ。

 NECでは、今回の新製品の投入により、企業で扱うデータ量の急増や、それに伴う運用コストの増大といった課題に対応し、高可用性に対するニーズにも応えられるとしている。

 iStorage Dシリーズの価格は、D8が1ノードモデルの498万円より。D3が300万円より。D1がシングコントローラモデルの125万円より。D8は2007年9月10日より、D3とD1は2007年5月22日より、順次出荷開始の予定。

iStorage D8 業務無停止でのノード追加が可能なNECの「iStorage D8」。発表会では、無停止でのノード追加と、それに伴って処理性能がリニアに向上する様子を実際に披露した。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
企業決算を追う
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化