サイオス、ユーザーがサポート対象OSSを自由に選べる「OSSよろず相談室」を開設

柴田克己(編集部) 2007年05月24日 21時29分

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 サイオステクノロジーは5月24日、オープンソースソフトウェア(OSS)に関する様々な問題解決を支援する「サイオスOSSよろず相談室」を新設すると発表した。6月1日よりサービスを開始する。

 このサービスは、すでにOSSを導入している企業およびOSSの採用を検討している企業を対象に、OSSを利用したシステム運用の効率化を支援するもの。具体的には、契約ユーザーに対して、OSのディストリビューションやOSSのバージョンを固定せずに、ユーザー側の希望に合わせた組み合わせでの導入、運用支援のサポート窓口を設ける。

 サイオスでは、これまで、OSS導入企業に対して個々の契約ベースで、OSSに関する導入・運用支援や問い合わせ対応を行ってきたが、これをパッケージ化することによって、さらなるOSSユーザーの拡大を図ることが目的だ。

喜多伸夫氏 サイオステクノロジー、代表取締役社長の喜多伸夫氏。

 近年、OSSを導入する企業に対して、動作検証済みのソフトウェアスタックを提供し、サポートするサービスが増えているが、サイオスでは「すでにOSSを導入している企業からは、特定のディストリビューションやバージョンに限定されず、サポート対象のOSSを自由に選択できるサービスへのニーズが高い。『OSSよろず相談室』では、そうしたスタックサポートでは手の届かない組み合わせに対しても、幅広く支援を行っていく」と説明する。

 サポートするソフトウェアの種類とバージョンについては、ユーザー側と個別に組み合わせを協議して決定する。インストール、設定、機能、不具合などの問い合わせに対し、メールでの対応を行うほか、オプションで電話対応、ソースコード解析、パッチ提供なども行う。

 価格は、最も基本的なサービス(最小構成)が30万円/月(年間契約より)。この場合、サイオスが提示する40種類以上のOSSリストの中から、5種類までのサポート対象を選択する。OSは、x86 Linuxが基本となる。サポート対象OSSの数や担当者の人数、ソースコード解析の有無などによって価格は変動する。

 サイオステクノロジー社長の喜多伸夫氏は、「この“OSSよろず相談室”を通じて、顧客のシステム構築サポートをサイオステクノロジーのビジネスの核として展開していきたい」と語った。同サービスでは、年間で30契約の獲得を目標とする。

サポートOSSメニュー 「OSSよろず相談室」で取り扱う対象OSSの一覧。バージョンは特定しない。対象OSSのメニューについては、今後、顧客のニーズなどを検討の上、更新していくという。※画像をクリックすると拡大表示します。
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