NECソフトは6月21日、同社が開発しているオープンソースのリッチクライアントアプリ統合開発環境(IDE)「J-alcedo」のコミュニティサイトを開設した。
J-alcedoは、オープンソースIDEであるEclipseのプラグインとして作動する開発環境。Javaを利用し、リッチクライアントの開発が行える。NECソフトは、2006年2月よりオープンソースソフト(OSS)公開サイトSourceforge.netでJ-alcedoを提供していた。
J-alcedoのコミュニティサイトを開設した理由について、NECソフトは「日本国内でJavaによるアプリケーションプログラムの開発に携わる多くの開発者に自由にJ-alcedoを利用してもらい、それにより生み出される新たなアイデアやサンプルなどを広く募り、活発な技術交流や情報交換を行ってもらう」と説明する。同サイトで得た情報は、Eclipseの開発元である業界団体Eclipse Foundationにフィードバックしていく。