シトリックス・システムズ・ジャパンは7月10日、ITインフラをエンド・ツー・エンドでモニタリングすることで、アプリケーションの可用性とパフォーマンスを向上させ、生産性やシステム管理を効率化するアプリケーションデリバリインフラ製品群の新製品「Citrix EdgeSight 4.5」を発表した。
Citrix EdgeSight 4.5は、アプリケーションをエンドユーザーにデリバリーする場合に、エンドユーザーの視点からアプリケーションのパフォーマンスと可用性を監視、測定、管理する新製品。「EdgeSight for Presentation Server」および「EdgeSight for Endpoints」という2つの製品で構成される。
EdgeSight for Presentation Serverは、Citrix Presentation Server上で動作する仮想化アプリケーションのパフォーマンスを可視化することが可能。EdgeSight for Endpointsは、エンドユーザーのシステム上で実行されているすべてのアプリケーションのパフォーマンスを管理できる。
同製品は、2007年に発表された「Citrix Presentation Server 4.5」および「Citrix NetScaler System 8.0」のPlatinum Editionに一部の機能がバンドルされていた。今回、クライアント端末側のパフォーマンスをモニタリングできる製品を追加し、単体製品として提供が開始された。
Citrix EdgeSight 4.5の最小構成価格は、Citrix EdgeSight 4.5 for Presentation Serverが7万2500円より、Citrix EdgeSight 4.5 for Endpointsが5万1500円より(共に税別)。両製品共に、5接続ユーザー、メディアキットで構成される。