インフォテリアは7月17日、同社の提供するEAIソフトウェア「ASTERIA WARP」および「ASTERIA WARP Lite」の新バージョン「4.1」を出荷開始した。
ASTERIAは、マルチプロトコル、マルチフォーマットのデータ変換を行い、異なるシステム間やデータフォーマット間での相互接続をコーディングなしで実現する、一連の製品群からなるソリューション。
ASTERIAの最大の特徴である「パイプライン機能」は、フォルダの監視やデータ収集を行う「センサー」、データ変換や抽出を行う「フィルター」、データ連結や受け渡しを行う「ジョイント」の3つのステップから構成され、ステップごとに用意された「アクション」を選択するだけで、データ連携・システム統合を実現できる。これらの操作や管理は、すべてウェブブラウザベースのユーザーインターフェース(UI)から行える。
最新バージョンでは、パイプライン機能のUIの操作性を向上させたほか、SOAP対応アダプタの追加、「フロー」用サービス開発キット(SDK)のAPI強化、データベース情報漏えい対策ツール「Chakra」用連携アダプタの追加などによる接続性の強化、運用管理機能の強化などが行われている。
また、インフォテリアでは、新バージョンの出荷に合わせ、ASTERIA WARPならびにASTERIA WARP Liteのパイプライン機能を体験できるショウケースサイト(http://showcase.asteria.jp/)を開設した。同サイトでは、デモ用に用意されたパイプラインの参照、実行が行えるほか、パイプラインの作成手順を示したチュートリアルコンテンツなどを閲覧できる。