ターボリナックスは、教育機関向けの新製品「wizpy KNOPPIX Edu6 Edition」(ウィズピー・クノーピクスエデュシックス・エディション)のカスタマイズと提供について、アルファシステムズと協業すると発表した。両社では、同製品向けに教育の現場ごとに必要とされる個々のパッケージ追加やユーザー教育などに対応する「KNOPPIXカスタマイズサービス」を開始する。
wizpy KNOPPIX Edu6 Editionは、ソフトウェア一式を持ち運べる携帯OS機能と、動画や音楽再生といったマルチメディアプレイヤー機能を持つ50グラムの携帯デバイス「wizpy」に、教育機関で多く使われているLinux OS「KNOPPIX Edu」を組み合わせた製品。特にプログラミングの実習環境が充実しており、これらの教育用アプリケーションやコンテンツをwizpyで持ち運ぶことにより、学校や家、外出先など、どこでも同じ環境での学習が可能になる。また、学校においては教室のPC環境のメンテナンス性にも優れるという。wizpy単体はマルチメディアプレイヤーとして利用できるため、英会話を収録するなど情報系以外の学習でも活用できる。
ターボリナックスとアルファシステムズの協業による「KNOPPIXカスタマイズサービス」では、各教育機関が教材とするソフトウェアの追加や、学校ごとのデザインの変更、初期導入の際のユーザー教育などを提供していくという。