Apache Tuscanyは21日(米国時間)、Java DASプロジェクトの新しいバージョン「Java DAS 1.0-incubating-beta1」をリリースした。
Apache Tuscanyは、SOA技術の仕様の一つであるSCA(Service Component Archetecture)の実装を行うプロジェクト。サブプロジェクトであるJava DASプロジェクトでは、SDO(Service Data Objects)データグラフとリレーショナルデータベースとの相互変換機能を提供している。
今回のリリースでは、DAS設定中でのDriver Managerを用いたJavaからの接続や、複数のデータベーススキーマを対象としたクエリがサポートされたほか、楽観的な並列処理制御やApplyChanges API関連の機能も強化された。また、利用者用ガイド、開発者用ガイド、アーキテクトガイドやJavaDocなどのドキュメント類、さらにはサンプルアプリケーションも充実、利用がより簡単になった。
ダウンロードはこちらから行うことが可能。