9月18日、AppFuseプロジェクトはJavaでのウェブアプリケーション開発を支援するツール「AppFuse 2.0」をリリースした。
AppFuseは、オープンソースソフトウェアを用いたウェブアプリケーションをJavaで開発する際に、開発作業の効率化を支援するためのアプリケーション。AppFuseを用いることによって、プロジェクト立ち上げ時に必要となる煩雑な環境構築作業を半自動的に行えるようになるほか、パスワード管理やユーザ認証などのセキュリティ関連の機能を追加したり、開発したアプリケーションのテストを行ったりする際の作業が簡素化される。
AppFuse 2.0では、AppFuse 1.xで利用されていたAntに代わって、Maven 2をプロジェクトの管理に用いるようになった。そのため、利用しているソフトウェアの依存関係のダウンロードが簡単に行えるようになった。そのほかには、JSP 2.0、Servlet 2.4、JPA(Java Persistence Architecture)などがサポートされたほか、Eclipse、IntelliJ IDEA、NetBeansといった開発環境もサポートされた。
AppFuseの利用には、Servlet 2.4、JSP 2.0、そしてJava 5以上が必要となる。