オラクル、今度はオペレーションプランニングソフトの開発メーカーを買収へ

文:Dawn Kawamoto(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-10-25 11:18

 BEA Systemsからの回答を待たされる間も、Oracleは買い物の手を休めない。

 Oracleは米国時間10月24日、オペレーションプランニングソフトウェアを開発するInterlace Systemsを買収すると発表した。狙いはOracleのEnterprise Performance Management Systemに、さまざまな部門の計画を再評価し、予測を変更したり、業績への影響を評価する機能をもった、Interlaceのソフトウェアを統合すること。

 買収交渉が前進しないBEAの案件とは対照的に、本買収は11月に完了する予定。

 Oracleは米国時間10月23日、BEAに対し、回答期限を設けたことを明らかにした。BEAが10月28日夜までに、1株当たり17ドルというOracleの提示額で交渉のテーブルに着く意思を示さなければ、Oracleは提案を取り下げる予定だ。

 OracleはInterlaceの買収金額を明らかにしていない。一方のBEAについて同社は、総額67億ドルで買収しようとしている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  2. ビジネスアプリケーション

    改めて知っておきたい、生成AI活用が期待される業務と3つのリスク

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    Google が推奨する生成 AI のスタートアップガイド、 AI を活用して市場投入への時間を短縮

  5. クラウドコンピューティング

    生成 AI リスクにも対応、調査から考察する Web ブラウザを主体としたゼロトラストセキュリティ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]