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Javaの父、緊急参戦:NetBeansの現在を語る

荒浪一城

2007-11-07 12:00

 東京・有楽町の東京国際フォーラムにて11月6日、「Sun Tech Days 2007 in Tokyo」が開幕した。初日はCommunity Dayと位置づけられており、「NetBeans Day」と「OpenSolaris Day」のそれぞれに、各セッションが設けられた。「NetBeans Day」では司会者があいさつをしたその時、James Gosling氏が事前の予告無く登壇。約10分間という短い時間ではあったが、NetBeansの現在を紹介した。

Tシャツ姿のGosling氏 急遽登壇、講演したGosling氏

 Sun MicrosystemsのVice President and Sun FellowであるJames Gosling氏は、NetBeansの重要なポイントを「パワー」だと指摘。NetBeansが、携帯電話でも同じツールを使える、強力な統合開発環境(IDE)になっていることを強調する。

 Gosling氏は、NetBeansがフリーであること、単なるJavaのエディタではなく、CやC++をはじめ、Ruby、PHPなどに対応するなど、様々なプログラミング言語がサポートされていると述べる。また、NetBeansはオープンソースであり、サポートも購入できるようになっていることを取り上げ、優位性をアピール。そして、「NetBeansに参加してみませんか?」と問いかけ、メーリングリストやWiki、FAQの翻訳、Planet NetBeans(ブログの集合)などのコミュニティ活動が活発に行われていること、さらにこの活動に、新たに参加してくれるよう求めた。

これまでのNetBeans

 ここでは、NetBeansのこれまでのリリースに、どのような機能が追加されたのかを紹介する。

 2005年5月にNetBeans 4.1がリリースされた。このリリースで追加された機能は、リファクタリング、JDK 1.5のサポート、Antのサポート、そしてJUnitのサポートである。

 2006年1月にはNetBeans 5.0がリリースされた。このリリースで追加された機能は、Matisse GUIビルダー、CVSの統合、プラグイン開発の統合の新規サポートである。

 2006年10月はNetBeans5.5のリリース。ここでは、Java EE 5のサポート、Java SE 6のサポート、SOA・UMLのサポート、そしてSubversionの新規サポートが新たに追加された。

 2007年5月にはNetBeans5.5.1がリリースされた。このリリースで追加された機能は、GlassFish V2の新規サポートである。

NetBeans 6.0のエディタ機能の強化

 NetBeans 6.0では、パフォーマンスの改善、よりかしこいコード補完、セマンティックカラーリング、コード生成、インスタントリネーム、ライブテンプレート、CSSエディタの拡張、JavaScriptエディタ、JSP/HTMLエディタの拡張、RHML・YAMLエディタ、タスクリスト、ローカル履歴、変更可能相違ビューア、相違サイドバーなどの機能強化が挙げられた。

NetBeans6.0のみどころ

 NetBeans6.0の特徴としては、インストーラの刷新、Subversionの統合、プログラミング言語JRuby(Ruby)のサポートが挙げられるだろう。セッション「NetBeansのクールな新機能紹介」では、NetBeans 6.0におけるSubversionの統合に触れ、CollabnetからSubversionをSaaSで応用する例などが紹介された。

NetBeans 6.0のリリーススケジュール

 Sun Microsystemsからは、NetBeans 6.0の詳細なリリーススケジュールが発表された。

 機能フリーズは6月15日で終えており、最後のマイルストーンであるNetBeans 6.0M10が7月2日にリリースされている。UIフリーズは9月3日に行われており、また、NetBeans 6.0 Beta1が9月17日にリリースされている。そして、現在の最新バージョンであるNetBeans 6.0 Beta2が10月22日にリリースされている。

 今後のリリーススケジュールとしては、NetBeans 6.0 RC1のリリースが11月12日、NetBeans 6.0 RC2のリリースが11月19日、NetBeans 6.0 RC3のリリースが11月26日、そして正式バージョンであるNetBeans 6.0のリリースは、12月3日に行われる予定だという。

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