フィードパスは11月13日、ウイングアーク テクノロジーズとSaaS(Software as a Service)事業による業務提携を行うことに合意したと発表した。
今回の業務提携により、フィードパスがSaaSで提供しているウェブ型グループウェア「サイボウズ Office 6 for ASP」と、ウイングアーク テクノロジーズの提供するSaaSによる帳票サービス「帳票SaaS」が連携し、「サイボウズ Office 6 for ASP」上での、新しい帳票機能として、2008年1月よりサービス提供を開始する。
サイボウズ Office for ASPは、サイボウズが提供しているグループウェア「サイボウズ Office」を、フィードパスがSaaSで提供しているサービス。フィードパスは、このサービスを「スケジューラー」や「掲示板」機能、「ワークフロー」、「ケータイオプション」を含む基本セットとして提供している。
一方の帳票SaaSは、ウイングアーク テクノロジーズが提供する、SaaSによる帳票サービス。SaaS型の業務サービスやシステムとシームレスに連携することを特長としている。
フィードパスによると、これまでサイボウズOffice 6 for ASPの利用者は、業務に合った帳票を作成することが困難であった。帳票SaaSとの連携により、「スケジュール」や「ワークフロー」など最適化した帳票をダイレクトに作成し、印刷、出力が可能になる。
また、帳票フォームの変更、および新規開発は、ウイングアーク テクノロジーズが運営する帳票開発支援総合サービスサイト「帳票匠屋」の帳票開発支援サービスにて請け負い、複雑化するビジネスニーズに柔軟に対応するとしている。