SafariにHTTPから同じドメインのHTTPSにアクセスできる脆弱性--JVN公表

田中好伸(編集部)

2007-11-20 00:06

 JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)と情報処理推進機構(JPA)が共同で運営する脆弱性情報サイト「JVN」はこのほど、ウェブブラウザ「Safari」にHTTP通信ページからHTTPS通信のページにアクセスできる脆弱性があることを公表した

 影響を受けるのは、10.4〜10.4.10までのMac OS Xに搭載されるSafari、3.0.3とそれ以前のバージョンのSafari、iPhoneの1.1.1より前のバージョンとなっている。対策はそれぞれ最新版にアップグレードすることとしている。

 今回公表された脆弱性は、HTTPSによりSSL/TLSで保護されているページの内容が、同じドメインのHTTP通信のページから取得、変更される可能性があるというものだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    量子コンピューターの実用化がもたらす脅威とは?既存の暗号資産を守る“4つのステップ”を徹底解説

  2. セキュリティ

    攻撃者がクラウドを標的にする仕組みとは? CrowdStrikeのレポートから考察する

  3. 経営

    「作って終わり」のマニュアルを「活用される」マニュアルにするためには?

  4. セキュリティ

    脱「PPAP」で考える、重要なファイルを安全に送付・共有する最適解とは?

  5. コミュニケーション

    Slack 導入事例集 2023:伊藤忠テクノソリューションズはいかに営業チームを1つにまとめたのか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]