Wine Projectは12月1日、Linux上でWindowsプログラムを利用できる「Wine 0.9.50」をリリースした。
WineはX、OpenGL、UNIX上におけるWindows APIのオープンソース実装。Windowsプログラムを動かすための互換性レイヤとして動作し、非Microsoftコードから成るWindows APIの代替実装だ。また、Wineは任意にWindowsネイティブのDLLを使用することも可能。WindowsソースコードをUNIXに移植するための開発ツールキットと、プログラムローダーの両方が提供されている。
今回のリリースでの主な変更点は下記のとおり。
- I/Oの完全実装
- Mac Keychainサポートを含むユーザークレデンシャルの管理を改良
- 多数のバグ修正
詳細な情報に関しては、リリースノートを参照していただきたい。