会社が「Microsoft Exchange」を使っており、「Exchange Hosted Services」の導入を真剣に検討しているのだが、設置から運用までにコストがかかりすぎると頭を抱えている人に朗報だ。新たな選択肢が現れたのである。
少し前のことになるが、GoogleはPostiniと呼ばれる企業を買収した。同じ名前の「Postini」サービスは、メールサーバ用のファイアウォールのようなものだ。
Postiniは送受信されるすべての電子メールを見張り、適当と思われる処理を施す。Microsoft Exchangeを含むいずれのメールサーバとも、シームレスに連係できるシステムである。これまでは、Google Appsの登録ユーザー以外は、Postiniを利用できなかった。
だがここへ来て、Google Appsを申し込んでいるいないにかかわらず、あらゆる企業がこうした強力な機能の恩恵に預かれることになった。