ジャストシステムは、XMLアプリケーションフレームワーク「xfy Enterprise Solutions」の製造業向けソリューションとして、3D CADデータの取り込みや表示、図面情報と技術情報との連動を可能にするツール「xfy Enterprise Client Option for XVL」 を、4月8日に発売すると発表した。
「xfy Enterprise Client Option for XVL」では、3DデータとXMLの統合にあたって、ラティス・テクノロジーの開発した 「XVL(eXtensible Virtual world description Language)」を採用。図面情報と仕様書などの関連する技術文書を統合された情報として活用することにより、設計意図の伝達や工程全体の効率化を促進できるとする。
また、後工程においては、図面情報を元にした作業指示書や組立手順書の作成、オンライン操作、運用マニュアル、チェックシート、カタログ、企画書、提案書などの文書で、XMLとして構造化された3Dデータの活用が可能。導入企業内全体の文書作成作業や情報利用の大幅な効率化、高度化が図れるという。
xfy Enterprise Client Option for XVLの価格は、5万円/1クライアント(税別)。別途、製品価格の20%の保守料金が発生する。利用にあたっては「xfy Enterprise Basis 2.1」が必要。