DivShareがセキュリティ侵害があったことを認める

文:Dancho Danchev(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎 2008年06月20日 09時56分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 人気の高い文書やメディアの共有サービスDivShareのサポートチームが米国時間6月16日に投稿したセキュリティに関する発表によれば、DivShareはセキュリティ侵害を受けたという。

 昨日夜遅く、われわれは悪質なユーザーがユーザーの電子メールアドレスやその他の基本的なプロフィール情報を含むわれわれのデータベースにアクセスする、セキュリティ侵害を受けているという警告を受けた。財務情報については不正な第三者からのアクセスは受けていない。われわれはこの12時間、サイトを保護するために思い切った手段を取っており、現在セキュリティに関する予防措置を行進するプロセスに入っている。これが理由で現在多くのファイルが利用できなくなっている。今回の不便と、セキュリティ侵害を許したことに対しお詫びする。われわれはすべてのデータとファイルのセキュリティを真剣にとらえており、われわれが警戒していながら侵入を許してしまったことを恥じ、残念に思っている。

 財務情報がまったく侵害されていないことについては安心して頂きたい。われわれはどのデータが実際にアクセスまたはコピーされたかを把握していないが、データベースにはユーザーの電子メールアドレスおよび、ユーザーの名前などのユーザーがプロファイルに保存していた可能性のあるその他のデータが含まれていた。われわれは許可されていないファイルがアクセスされたかどうかは把握できていないが、セキュリティに関する予防措置として、ユーザーにはアカウントのパスワードやプライベートフォルダのパスワードを変更することを推奨する。

 DivShareが最初から通知を行いセキュリティ侵害を認める勇気があったことは、高いプロ意識を示すものだ。なぜなら、企業が何もなかったかのように振る舞うことによる長期的な悪評に比べれば、侵害を受けたことについての短期的な悪影響はそれだけの価値があるからだ。

 DivShareは依然として侵害の重大度や、電子メールアドレスとそれに結びつく名前以外にどんな種類のデータがアクセスされたかについては把握していないが、こういった盗まれたデータベースは目標を絞ったマルウェアの攻撃やスピアフィッシング、そして影響が少なくないスパムなどの基礎になる。このような電子メールアドレスのデータベースは遅かれ早かれスパム業者の手に渡るからだ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
企業決算を追う
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化