デルは、東京都港区に東日本支社を新設すると発表した。オープンは9月1日。支社内には、「ソリューション・イノベーション・センター」も設置する。
デルの日本法人は、川崎に本社を構えている。東日本支社設立の目的について、デル 執行役員 ソリューション・サービス・デリバリー本部長の諸原裕二氏は、「顧客が東京に集中しているため、東京での営業活動の拠点を設けることで、顧客ニーズにより迅速に対応できる。ソリューションを活用した顧客支援も強化したい」と話す。
東日本支社に併設されるソリューション・イノベーション・センターでは、これまで川崎本社に設置されていた検証用ラボの一部を移管し、設備を大幅に拡張する。サーバやストレージ機器は約200台設置し、仮想化やメッセージング、データベース、システム管理などのデモを実施する。
オフィススペースには約60席分のデスクが用意されている。営業担当者が中心のため、固定席はなく、私物を保管するロッカーが置かれている。東日本支社は、約160名が利用する予定だ。